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光 Advent Calendar 2014

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光 Advent Calendar 2014

今回、今をときめくWebクリエイターこうめくんに、光 Advent Calendar 2014という企画にお誘いいただきました。
かなり大きなテーマですので、何を書こうか悩んでいましたが、「この業界の光」というヒントをいただきましたので、私の感じるこのお仕事の光について書きたいと思います。

光 Advent Calendar 2014については、以下のリンクをご参照ください。

What is 「光」?

「この業界の光」とは一体何なのかな、と考え、「嬉しいこと」や「やりがい」など、仕事を通した上で感じる「プラスの感情」として考えたいと思います。
Webデザイナー、Webクリエイターを目指す人に読んでもらえたら、何かの参考になるかもしれません。
こんなことを考え、感じながらWeb製作をしているひともいます:) それではどうぞ!

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この仕事の「光」とは

私が感じるこの仕事を通しての「プラスの感情」を箇条書きにしました。

  • Webが好き=勉強も楽しい
  • 「ありがとう」の言葉が嬉しい
  • 効率化が楽しい
  • 何か問題をクリアしたときの達成感
  • 一緒に作る喜び

私のお仕事はどんな仕事?

わたしはこんなお仕事をしています

私は某制作会社にてWebデザイナーとして働いています。会社員です。
私の一日の流れは、過去に記事にしていますので、よろしければそちらをご覧ください。

とあるWebクリエイターのタイムスケジュールをご紹介します。

主にWebサイトのデザイン、コーディングをしていますが、ディレクションをしたり、プログラムを書いたりすることもあります。
Webに関わることを多岐に渡りお仕事としてさせていただいてます。

日進月歩のWeb業界、勉強することも多く、納期の前となるとハードなスケジュールになることも多いです。

Webが好き=勉強も楽しい

LOVE Web & ENJOY Study

私はWebが好きです。

インターネットの普及でWebはとても身近な媒体になりました。自分にとって身近なメディアに携わることは「好き」の理由のひとつです。
また、Webサイトは一度作り上げてからも何度も「より良い」を目指し、「修正」「更新」をすることができます。終わりがないということが素敵だなと思います。

RUN & RUN !

また、この業界は、技術の進化速度が速いです。どんどん新しいものも生まれていきます。とってもワクワクします。私もその流れのひとつとなることもできるという可能性も、魅力のひとつです。
技術がどんどん良くなっていく、新しいものがどんどん生まれてくるということは、立ち止まってしまえば置いていかれる世界でもあります。

Webに関する勉強でも不得意な分野を学ぶ必要もあるのですが、勉強をすることで「あれができるようになる」「これを作ることができる」という目標があるので、モチベーションを保って取り組むことができます。

「ありがとう」の言葉が嬉しい

Thankyou !

Web業界に限ったことではないと思いますが、自分の仕事を通して「ありがとう」と言われることは、一番の「光」だと思います。
「ありがとう」はお客様、そして一緒に働く仲間からの言葉です。

「売り上げがあがりました、ありがとう」
「Webサイトからの問い合わせが増えました、ありがとう」
「あなたに頼んでよかったです、ありがとう」

仕事を頑張るのですから、やはり「ありがとう」って言ってもらえる仕事がしたいと私は思います。
ですが、「ありがとう」の言葉がもらえるほどの成果をあげる、というのは簡単なことではありません。

どうしたら「ありがとう」が貰えるのか

当たり前のことをしても、当たり前です。「ありがとう」には至りません。
もちろん、当たり前のことをしても感謝してくださる方もいます。でも、大抵の場合はそうではありません。

心からの「ありがとう」を仕事で受け取るには、相手の予想を良い意味で裏切り、期待を上回るように考え、実行・形にすることが必要です。
これは、非常に難しいことだと思います。
ある要望をいただいたとしても、要望の本質はその言葉が示すものではないことが多いからです。

簡単な例をあげます。「バナーを作ってここに掲載してほしい」という依頼をいただいたとします。これは「バナーを作って」ということがお客様の要望ではありません。
「告知行うことで、問い合わせや売上を上げたい」というのがお客様の本当の望みです。これは当然のことなのですが、日々の業務としていると、つい本当の望みを忘れてしまうことがあります。
お客様の本当の望みを叶えるためには、告知の方法がバナーで最適であるか、問い合わせや販売への動線、最適化を考え、提案することが必要です。

ありがとう

本当の望みに対しての解決策を一生懸命考えなくてはいけません。
そして、一生懸命考えても良い成果となることばかりではありません。うまくいかないこともあります。
結果を分析・反映し、良い成果につながるよう改善する。PDCAサイクルを回し、「良い成果」「成功」近づけていくのです。

そうしていただいた「ありがとう」で、次のお客様にも喜んでもらいたい、また仲間の力になれるようになりたい、と思えます。
「また頑張ろう」という気持ちにつながります。

効率化が楽しい

Here is it !

Web製作のための便利なツールやTipsが溢れています。
会社のルールや規則などにより、良いと思ったものを全てを取り入れることは難しいかもしれません。ですが、できる範囲で自分の仕事環境を自分で改善することが可能です。
それはまるで、自分のお気に入りのパーツを使って、装備をカスタマイズするような感覚です。
自分で調べ、試し、使いやすい、気に入った装備で戦う。レベルを上げる。ときには自分で作る。

自分にとっての最適な環境を作りやすく、改善もしやすいなと思います。
自分が選んだ装備が結果を出すと非常に満足感があります。仲間に「これ良いよ」と教えてあげることもできます。

何より、新しいツールに触れるのはとてもワクワクして楽しいです。

何か問題をクリアしたときの達成感

スキルレベルアップ

私は職場でのポジション的に、トラブル対処をすることも多いです。
すぐに解決に至るトラブルもありますが、やはり厄介なトラブルも起こります。

調べても解決に至らない場合、提案した代替え案ではダメな場合、様々な理由からどうしようもない場合……それでもなんとかしなければならない、という場面があります。本当に頭が痛いです。

うんうん唸って、頭を捻って、今までの知識を総動員し、新たに知識を手に入れて、解決の糸口がつかめる瞬間。まさに「光」ですね!
苦労して苦労してクリアした瞬間は、なんともいえない達成感があります。そしてその苦労は自分の武器、経験値になります。

一緒に作る喜び

Making with

お客様と相談し、一緒に考え、良い提案ができる瞬間。
お客様の要望や目的をデザインとして形にし、喜んでもらえる瞬間。
デザイナーさんからの要望を、さらに良い物へ高められた瞬間。
それらは決して一人では作り出せないなと感じます。

一人より二人、三人の方が視野が広くなり、色々な角度から制作物を考えることができます。自分ひとりではできないパフォーマンスを発揮することができます。

それは職場の仲間という意味だけではありません。お客様とも一緒に作ります。
私はWebサイトの制作をするという点ではプロですが、ご依頼いただくお客様の業界においては素人です。色々勉強したとしても、やはりお客様には敵いません。
その道のプロであるお客様の視点から、こちらからの提案へのフィードバックや、「もっとこの部分をこうできないだろうか」というさらなる要望は、私ひとりでは考えられなかった貴重な考えです。
それらを上手に解釈し、反映させることで、制作物がさらに良いものになります。

そうしてお客様と、職場の仲間と、一緒に作り上げていく。
それが良い成果をあげたなら、本当に頑張って良かった、と思えます。

まとめ

随分長い記事を書いてしまいました。
私が仕事するうえで感じる光をもっと短くまとめてみると、『自分が好きだと思えるメディアに携わり、作ることにやりがいを感じ、お客様や職場の仲間の「ありがとう」が嬉しい』ということなのだと思います。
仕事の様々なところに「光」があり、その「光」のために日々努力し、精進しています。

光がテーマの記事ですので、良いことが並んでいます。ですが、その光の裏には影があります。難しいなと思うことはありますし、上手くいかない、成果がでないことがあります。やはり、お仕事は大変です。
それでも、その影は光を手に入れたときにフワッと晴れていく気がします。

この記事を書きながら、ワクワクしながら、楽しいと思えることを仕事にできているということは、とても幸せなことだなと思いました。
光があれば、もう何も怖くない!といいな…

最後に、この企画にお誘いいただきましたこうめくん、光 Advent Calendar 2014の発起人 中江 亮さん、素敵な企画をありがとうございました。

明日は、QBEMEDIUM@cube10さんです!

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